ペンギンかき氷ネックレス

ペンギンとは

ペンギンとは、鳥綱ペンギン目に属しているペンギン科の種の総称で、海洋に生息する海鳥(うみどり)に分類されます。あまり使われることはありませんが、「人鳥(じんちょう)」という和名もあります。英語では『penguin』。

ペンギンの生息地と種類

ペンギンは、主に南半球の広域に渡って生息しており、南極大陸ほか、南アメリカやアフリカ南部などの島々に繁殖地を持っています。ペンギンと言えば南極のイメージが強いですが、最も多くの種が生息するのはニュージーランドです。極寒から比較的温かい地域まで、幅広く分布しています。なお北極にペンギンはいません。

現在ペンギンには、6属19種が確認されています。有名なものでは、「コウテイペンギン」、「イワトビペンギン」、「キングペンギン」、「ガラパゴスペンギン」などがあります。それぞれ体の大きさや生態が違い、また主に頭部周辺の特徴が異なります。

海の中を飛ぶ鳥 ペンギン

ペンギンは鳥類ですが、空を飛ぶことはできません。本来、空を飛ぶためにあった翼は、環境に適応した結果特殊化され、魚の「ひれ」のような役割を果たし、遊泳のために使われます。この「ひれ」のような翼は「フリッパー」と呼ばれます。海中をすいすいと泳ぐペンギンの姿は、とても優雅で、まるで海の中を飛んでいるようです。

ペンギンが水の中を泳ぐスピードは、通常時で時速6～9kmほどと言われていますが、瞬間的にはもっと速度が出ると言われています。人の歩く速さと比べるとほんの2倍程度の速度ですが、水中ではこれよりも速く感じることでしょう。

潜る能力は、ペンギンの種類によって変わりますが、約6分間、採餌(さいじ)のために、およそ150m程まで深く潜水することができます。

ペンギンが大好きな日本人

世界中を見回しても、日本人のペンギン好きは群を抜いています。世界で飼育されているペンギンの内25%を日本が占めており、可愛い動物のことが好きな日本人に、とても愛されていることが分かります。

日本にある多くの水族館では、生き生き泳ぐペンギンをたくさん見ることができます。