アルパカネックレス

アルパカとは

アルパカとは、ラクダ科に属している南米大陸原産の動物で、現在はペルー南部をはじめとした海抜3,500–5,000mにも及ぶアンデスの湿潤(しつじゅん)高原地帯で放牧されています。英語では「alpaca」と書きます。

～ アルパカの毛 ～

アルパカの特徴と言えば、思わず抱き締めたくなるようなモフモフとした暖かそうな毛です。アルパカはとても良質な体毛を持っているため、人間は毛刈りを目的としてアルパカを飼ってきた歴史があります。例えば、マントやポンチョといったインディオの伝統衣装にはアルパカの毛が使用されています。

アルパカは毛がよく生えるように品種改良されているため、年に一度は毛刈りしないと毛が多くなりすぎて大変な事になってしまうそうです。

～ 毛だけじゃない、アルパカのすごいところ ～

毛以外にも、アルパカは荷物を運搬する荷役として用いられる場合があります。50kgの荷重に耐えられるということですから、とても人間の役に立ちます。それ以外にも、蹄(ひづめ)は擬音楽器、糞(ふん)は燃料などとして利用されます。アルパカはこのように、現地の人々の生活に密接に関わって大切にされてきた歴史を持つ素晴らしい動物なのです。

なによりマスコット的な見た目がインターネットやテレビで話題となり、アルパカは日本でも一躍人気者となりました。温厚でキュートな見た目は眺めているだけで気持ちが朗(ほが)らかになります。中にはイケメンなアルパカもいるそうです。

日本では全国の多くの動物園でアルパカが飼育されています。気軽にアルパカに会うことができます。