ミニウサギの大きさは?うさぎの寿命や値段は?
ミニウサギは、ミニだから小さい?大きい?ミニなのに成長したらどうしてネザーランドやホーランドロップの小型種よりも大きく育つの?
ペットショップでもよく見かけるミニウサギは、どんな品種のうさぎのことを指すのでしょうか。ミニウサギの値段や寿命、性格や飼い方は?そんな疑問をすっきり解決!うさぎ好きさん必見!大好きなペットのことをもっと知ることができる、うさぎの豆知識ページです。
ミニウサギとは?
ミニウサギとは、いわゆるミックス(交雑種)うさぎの総称です。動物学上では、ウサギ科のアナウサギ属カイウサギ(家畜化されたうさぎ)の哺乳類動物です。様々な品種のうさぎの交配によって生まれたうさぎのことを指すため、ミニウサギ自体は品種ではありません。
日本ではペットショップでよく見ることができます。純血統種のうさぎよりも安い価格で購入することができるため、人気もあります。
ミニウサギの値段は?
ミニウサギの値段は7,000円~15,000円ほどです。ブリーダーや販売店によって価格には違いがありますが、ネザーランドやホーランドロップ、ライオンヘッドなどの血統書付きのうさぎよりも安い値段で売られています。
ミニウサギの寿命は?
うさぎの寿命は、5年から10年で、平均すると7年から8年です。長く生きる個体は、10年~15年まで生きると云われています。世界のギネス記録によると、最も長く生きた長寿うさぎは、18歳10か月だそうです。
うさぎの寿命には個体差がありますが、飼育環境や病気の有無によっても大きく変わります。ペットのミニウサギをお迎えしたら、適切な飼育環境下で、たっぷり愛情を注いで大切に育てることが、きっと長生きに繋がります。
ミニウサギの特徴は?
ミニウサギは品種ではありませんので、その特徴は様々です。
大型のうさぎに比べると小さいですが、ネザーランドドワーフやホーランドロップなどの最小種のうさぎよりは大きく育ちます。迎えた時は小さかったのに、思ったよりも大きくなってしまったとお悩みの飼い主さんも多いと聞きますので、その点は注意が必要といえるかも知れません。
様々な品種の遺伝子が混じっている可能性がありますので、体型や顔つきも個体差が大きいです。立ち耳であったり、垂れ耳であったりもします。
カラーバリエーションも多種多様で、ホワイトやブラックなど単色の毛色の仔もあれば、茶やグレーなどの様々な色が交じり合った毛色の仔もいます。
この個性の幅の広さがミニウサギの魅力の一つとも言えるでしょう。純血統種にはないミニウサギのオリジナリティをきっと楽しめますよ。
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ミニウサギの性格は?
ミニウサギは雑種ですので、性格も個体差があり、実に様々です。大人しい仔もいれば、元気でやんちゃな仔、寂しがりで人懐っこい仔もいます。ある程度、成長してみないと、その仔の性格を知ることはできません。
ただ一般的には共通点として、うさぎはデリケートで怖がりな動物です。小動物ですので、身の危険を敏感に察知するように本能が働いており、基本的には繊細な性格をしています。大きな音にびっくりしたり、慣れていないと抱っこを嫌がったりすることもあります。
そのため、ミニウサギがリラックスできる環境で、ゆっくり愛情を持って育ててあげることが大切です。どんな性格でも我が仔を愛してあげたいですね。
ミニウサギの歴史や由来は?
ミニウサギは、もともと日本で飼育数の多いカイウサギの品種である「白色日本種(ジャパニーズホワイト)」と、オランダ原産のダッチ種の交配によって生まれたと云われています。白色日本種は大きな個体ですので、ミックスによって比較的小さな個体となって生まれたこの雑種のことをミニウサギと呼びました。
このことから、あくまで大きなうさぎよりも小さいという意味で名付けられたミニですので、ミニウサギはネザーランドドワーフ、ホーランドロップ、ミニレッキスなどの小型種よりも大きく育ちます。
昭和の時代にはペット需要の高まりにより、ネザーランドドワーフなどの様々な海外産のうさぎが日本に輸入されることになりました。そしてネザーランドドワーフなどの小型種との交配も進みました。これによりミックスうさぎの中には、さらに小さな個体も誕生しました。
ペットショップでは、主にこのような小型種とかけ合わせられた小さめのうさぎの雑種のことをミニウサギとして販売していることが多いようです。
ミニウサギの飼い方は?
ミニウサギを家族としてお迎えしたら、気になるのは飼育方法ですよね。うさぎを飼う際に、押さえておきたい知識やポイント、注意すべき点を簡潔に紹介します。
ケージの置き方
ミニウサギは愛玩動物として飼われることが多いため、室内飼育が一般的かと思います。部屋で飼う時は、必ずケージ(檻)を用意しましょう。ケージはうさぎの家になります。ケージは部屋の隅など、直射日光の当たらない涼しい場所へ置きます。うさぎが安心して眠れるよう、物音や話し声で騒がしくならない場所がよいでしょう。
室温管理
うさぎは暑さが苦手ですので、特に夏は室温が上がりすぎないよう、エアコンで温度調節が必要です。逆に冬は寒くなりすぎないよう、ペットヒーターや毛布などを利用し、うさぎにとって快適な生活空間を作ってあげましょう。うさぎにとって最適な温度は18~24度、湿度は40~60%と云われています。
食事
うさぎには市販の牧草とペレットをバランスよく与えます。牧草を主食に、栄養補給としてペレットを与えます。ペレットは、仔うさぎの時にたくさん与えるようにし、大人になったら決まった量のみを与えるようにします。野菜や果物など、おやつを与える際はペレットの量を減らしましょう。
うさぎが食べてはいけないものもありますので、餌として与える前に調べるようにします。
体調管理や病気の治療
うさぎは動物ですので、病気にかかることがあります。うさぎは人間のように言葉で体調不良を訴えることができませんので、飼い主さんがしっかりと様子を観察しておく必要があります。ずっとじっと動かなかったり、普段と違う異変を感じたら、うさぎを診てもらえる動物病院へいきましょう。
万一病気に罹っていたら、獣医の指導のもとで適切な治療を受けましょう。
その他の世話
その他、うさぎの日常的な世話には、ケージの掃除、トイレの掃除、水の補給、ブラッシング、ケージから出して運動させる、などがあります。
ミニウサギの里親募集はある?
ミニウサギを飼いたいと思ったら、うさぎ専門店やペットショップで購入する以外に、里親になる方法もあります。ミニウサギは交雑種ですので、ネザーランドドワーフやホーランドロップイヤーなどの純血統種に比べて、里親募集でも手に入りやすいといえるでしょう。
ただ、里親になるには様々な条件が必要になることがありますので、あらかじめ注意が必要です。各々の取引によりますので、よく確認し、相手方としっかりやり取りした上で譲りうけるようにしましょう。
ミニウサギの里親募集は、インターネット上の掲示板やSNS、地域の掲示板などを通して見つけることができます。
まとめ
さて、ミニウサギの性格や特徴、値段や飼い方、そして名前の由来など、特集記事はいかがだったでしょうか。小さくないのに、なぜミニウサギって言うの?その謎も解けましたね。個性たっぷり、純血統種にはない、その仔だけのユニークなルックスや性格、それがきっと最大の魅力ですね。
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