ピンクエピドートの意味と効果
緑簾石という和名を持つピンクエピドートの意味や効果、石言葉などの紹介です。まるで苺のように可愛らしいこのダークピンクの天然石は、アフリカンストロベリークォーツという通称でも販売されています。女性的な色彩が好まれ、ブレスレットやビーズの石にもよく使われます。近年では特に人気が高まっている石の一つです。
古来からパワーストーンには不思議な力が宿っていると信じられ、石はネックレスやリングなどのアクセサリーにされて大切なお守りとして身に着けられてきました。天然石は様々なプラスの効果を持ち主にもたらすといわれます。スピリチュアルやチャクラなど、神秘的な力やエネルギーに興味をお持ちの方におすすめです。
ピンクエピドートの効果
ピンクエピドートは、可愛らしいピンクの色合いからも想像ができるように愛情や恋愛に力を発揮するパワーストーンと伝えられています。
普遍的な愛のエネルギーが活性化されることで愛情や優しさが増し、人を好きになる気持ちや感情を表現する力を高めるといわれています。ピンクエピドートは若々しさや美を象徴することから、内面からも美しさを磨きたい方におすすめです。自信は行動に繋がり、素敵な未来の訪れを期待できます。
ピンクエピドートのように愛に効果があるとされるパワーストーンは、異性との出逢いや恋愛成就、そしてパートナーとの絆を深めたり、女性にとっての幸せを手にするための力となってくれることでしょう。
一方で、ピンクエピドートは心の傷を癒すヒーリングの力もあるといわれており、精神的なストレスや挫折、トラウマなど、過去の呪縛から解放されたい時にも効果を発揮するといわれています。例えば失恋を乗り越えて新たな一歩を踏み出したい時や、マイナスの感情を浄化してポジティブな気持ちでいたい時など。真に自分が求める明るい未来へと歩み出したい時におすすめの天然石です。
エピドートそのものの石言葉には、労り・ねぎらい・感謝・慈愛などがあります。
ピンクエピドートのネックレス
幸せへの夢と願い事をぎゅっと抱きしめる、無垢なうさぎのネックレス。イチゴの果実のようなキュートな天然石、ピンクエピドートとうさぎの物語。可愛くてラッキーなアクセサリー。ガーネットとローズクォーツのパワーストーンも選べます。
ピンクエピドートとは
ピンクエピドート(pink epidote)は、緑簾石(りょくれんせき/エピドート)の一種です。エピドートは和名のとおり緑色をしている石が最も知られていますが、その中でもピンク色のエピドート結晶を含んだ天然クォーツのことをピンクエピドートといいます。緑簾石という和名は、繊維のような結晶の状態が簾(すだれ)に似ていることにちなみます。
ピンクエピドートは、チューライトやインカローズなどと同じくマンガンという物質を含んでいることからピンク色に発色すると考えられています。石の透明感のある部分は石英(水晶/クォーツ)で、その中にピンクエピドートが内包されているため、ピンクエピドート・イン・クォーツとも呼ばれます。
エピドートという名称はギリシャ語の「epidosis」が語源となっています。緑簾石の結晶の特徴をほのめかして「epidosis」の「付加する」という意味から名付けられました。
ピンクエピドートとストロベリークォーツの違い
ピンクエピドートの産出地は主にアフリカのタンザニアです。ピンク色をベースに赤系の粒粒とした模様のある石は、まるで果物の苺のようであることから、ピンクエピドートはアフリカンストロベリークォーツという名称でも販売されています。
しかし、アフリカ産のピンクエピドート(緑簾石)と、カザフスタン産やメキシコ産のストロベリークォーツ(苺水晶)は、鉱物学的には全く別の石です。これらの特徴の違いについては、下記の記事をご覧ください。
ピンクエピドートの鉱物データ
■英名:Epidote in Quartz(African strawberry quartz)
■和名:緑簾石(りょくれんせき)
■産地:タンザニア
■硬度:6~7
ピンクエピドートのアクセサリー
希少で高価になってしまった元祖ストロベリークォーツに代わり、比較的、手に入れやすく見た目も綺麗で可愛いピンクエピドートは、天然石アクセサリーとしての需要が高まっています。好まれやすいピンク系のカラーの石は、心をキュンとさせるような魅力があって、思わず欲しくなりますよね。
気持ちを上げてくれる天然石のジュエリーを身に着けていると、いつも素敵な日々を過ごせそうな気がしてきます。